理学療法士が「介護とリハビリ」について考えます。

4コマ漫画で考えるリハビリ脳の作り方

当ホームページ管理者が運営する整体院です

こころのて整体院


あなたの「潜在意識」を覗いてみませんか

当ホームページ読者の皆様へ

読者の皆様、いつもありがとうございます。当ホームページ管理者「理学療法士H」は、『こころのて整体院〜キネシオロジーと波動療法の専門店』を運営しております。どこに行っても治らない痛み、心の痛みなどご相談下さい。

詳細は「こころのて整体院」

 

日記

(独り言)心を溶かす

 

朝5:30、相も変わらず外は暗い。

そして寒い。

車に乗り込むと、フロントガラスが凍って前が見えない。

 

 

外気温、なんと氷点下3度。

 

 

こびり付いた氷を溶かすべく、暖房ボタンに手を伸ばす。

回転数の上がったエンジン音と、乾いたエアコン音とが車内にこだまする。

襟を立て、子猫のようにうずくまり、時が経つのを静かに待つ。

 

 

かれこれ何分経っただろう。

一向に氷の溶ける気配が感じられない。

やきもきする…。

 

 

エアコンの吹き出し口近く、ようやく氷が溶け始めた。

真ん中に水滴が垂れ始める。

そしてその水滴は、じわりじわりとその隣の氷を浸食していく。

 

するとどうだろう。

今までゆっくり流れていたフロントガラス上の戦いが、ある瞬間から慌ただしく動き出す。

なかなか溶けずにヤキモキさせた氷の粒達が、水滴へと形を変えて一気に広がり、全ての氷を溶かしたのだ。

 

 

ここでふとひらめいた。

 

 

人間関係も同じだなと...。

 

 

世の中、どうしても合わない相手がいる。

努力して関係性を築こうとしているのに、

雪解けの気配すら感じられない。

 

 

でも…、それでも暖かい風を送り続けるのだ。

 

 

すると、一気に氷が溶けだす瞬間が訪れる。

途中であきらめたらダメ。

表面上変化が見えなくとも、内部では静かに化学変化を起こしているのだ。

 

 

南極北極の氷の記事より。

『北極圏のグリーンランドを覆う氷の表面が、ほぼ全域で溶けたことがNASAの観測で分かった。見解によると、原因は暖かい空気の塊が上空にとどまり、前例のない規模で氷が溶けだしたものとみている。グリーンランドを覆う氷の表面が溶けた速さは、ある時点で全面積の40%ほどだったのが、その後に急速に溶けだし、4日後には97%にまで達し、ほぼ全域で氷の表面が溶けたことが分かった…』

 

 

つまり、そういうことなのだ。

 

【関連記事】訪問リハビリ物語『化学変化』

-日記

© 2024 4コマ漫画で考えるリハビリ脳の作り方