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介護技術の骨シリーズ

介護技術の骨(コツ) ~金属支柱付短下肢装具「Tストラップ」の付け方~

2019年5月2日

 

さて問題です。これは何でしょう?

Tストラップのイラスト

見慣れないものかも知れないが、これは「Tストラップ」と呼ばれており、下肢装具の足首のところに付いている。

Tストラップ

今回はこのTストラップの装着方法について考えてみよう。お暇があればご一読を…。

なお、装具装着のポイントについては、以下の記事をどうぞ。

 

 

Tストラップとは

装具には症状に応じて色々な種類のものが処方されている。下図は「金属支柱付き短下肢装具」と呼ばれているもので、文字通り両脇に金属の支柱が付いている。

金属で支えるので強い矯正力が期待され、よって足部の筋緊張が強い人(内反尖足)に処方されることが多い。

そして、更に筋緊張が高く内反の強い人に処方されるのが「Tストラップ」である。

このストラップを締めることで、内反を抑制させるのだ。

 

足部の内反を抑制する

脳や脊髄の疾患(中枢性障害)などにみられる「内反」。写真の様な足を見たことがあるだろう。

この内側へ曲がった足部を真っすぐにするため、「Tストラップ」を用いて矯正する。内側の支柱にストラップを絡めて、外側から内側へ向かって圧をかけるのだ。

Tストラップで内反を矯正する

 

付け方…間違ってませんか

ここで確認問題。以下を解いてみよう。

問題

次の3つの中から正しいものを選べ。

 

答えは③。

①は足首に巻き付けているだけで意味なし。②はストラップを外側の支柱に絡めて付けている。これでは足首を外側へ引っ張ることになるため、逆に内反を助長してしまうので注意。①②とも、たまに施設などで見かけるが、仕組みを理解して間違わないようにしよう。