4コマ漫画で考えるリハビリ脳の作り方

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ダイソー商品で車椅子調整シリーズ

ダイソー活用術(39) ~車椅子のブレーキが効かない時の対処法~

 

車椅子のブレーキが効かない時、皆さんはどうしているだろうか。「この車椅子、業者にお願いしないと駄目ね」「主任が車椅子得意だから直してもらいましょう」「買い換えてもらおう」等々…、様々な対応をしていると思う。しかし介護業界で働く者として、車椅子のブレーキひとつ直せないようでは、恥ずかしいと思わなければいけない。

そこで今回は、ダイソー商品を使って「車椅子のブレーキを直す方法」をご紹介したいと思う。


【4コマ漫画】老人ホーム日記

 

材料

・ホース

・その他スパナ、ハサミ、カラーテープ等

 

 

ブレーキが効かない理由

主に、以下3つの理由が考えられる。

ポイント

①車椅子の空気が甘い

②ブレーキとタイヤの隙間が空きすぎている。

③ブレーキ自体が壊れている

ブレーキ自体が壊れていれば、もうこれは修理に出すしかない。しかし①②が原因であれば、自分で直すことが出来る。早速やってみよう。

 

①車椅子の空気が甘い

車椅子のブレーキは、ブレーキ金具をタイヤに食い込ませることで制動が得られる。

車椅子の空気が抜けていると、タイヤに食い込ませる事が出来ない。空気を入れることで、ブレーキの効きが良くなる可能性がある。

 

②ブレーキとタイヤの隙間が空きすぎている

下図の隙間が空きすぎていても、ブレーキをタイヤに食い込ませる事が出来ない。

以下4か所のネジを緩めて、ブレーキの位置をタイヤ寄りに微調整しよう。あまり近くに移動しすぎると、ブレーキが固くなり過ぎてしまうので気を付けよう。

 

 

工具を使うのが苦手な人は…

「工具を使うのはどうしても苦手!」という人もいるかも知れない。そんな人の為に手軽に行える方法がある。ホースを使うのだ。

ホースを3㎝程度に切断し、ブレーキ金具部分に嵌め込む。抜け落ちないように、カラーテープで厚みを出してあげると良いと思う。

 

お試しあれ。