4コマ漫画で考えるリハビリ脳の作り方

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ダイソー商品でリハビリシリーズ

ダイソー活用術(33) ~認知症に効く「数字合わせ」ゲーム~

リハビリ室の作業療法士Oさんが、新しい訓練器具「数字合わせ」を考案してくれた。早速ダイソー商品で作ってみたので、ご紹介しよう。

数字合わせ

 

 

材料

・マグネット付きブラックボード(28cm×18cm)

・軟質カードケース(B5サイズ)

・カラーマグネット(20㎜×12個入り×3セット)

・ポイントシール(中)

・パソコン作業(エクセルで雛形を2枚作製)

 

 

作り方

①A4用紙に35マスの格子を作成し、数字を順に記入する。
(以下はエクセル使用。行の高さ79.8×5、列の幅16×7で作成)
①A4用紙に35マスの格子を作成し、数字を順に記入する。

②同じように、今度は数字をランダムに記入する。

③B5サイズの軟質カードケースに入るよう、余白をカットする。

④マグネット付きブラックボードの大きさに合わせてカットする。

⑤ポイントシールに数字を記入する。

⑥マグネットにシールを貼って、出来上がり!

 

 

 

訓練方法

①数字に合わせて、マグネットを置いていく訓練である。
①数字に合わせて、マグネットを置いていく訓練である。

②表(数字順送り)と裏(数字ランダム)で難易度が変わる。更に、時間を測ると「巧緻性」「注意力」などの評価につながる。

③ペットボトルのふたを使用すれば、もっと安上がりに出来るだろう。

 

単純な作業で利用者様が喜ぶかどうか心配だったが、ふたを開けてみてビックリ。皆、楽しんで集中して取り組んでくれた。「訓練なんてやらないよ!」と怒鳴り散らしていたYさんも、このリハビリだけは怒らずに集中してくれている。巧緻性や脳トレの効果だけでなく、「集中力」「注意力」さらには「メンタル」にも効果がありそう。是非お試しを。