職場でこんな場面を
見たことはないだろうか。
・ゴミが落ちている
・壁の張り紙が剥がれている
・ボールペンのインクが切れている
しかし誰も手を出さない。
なぜなら
「自分の仕事ではない」
からである。




組織には必ず”隙間の仕事”が生まれる
仕事というものは
きれいに分担できるものではない。
役割を分けても
実際の現場では必ず
境目の仕事
が生まれる。
この隙間の仕事を
私は
のりしろの仕事
と呼んでいる。
のりしろの仕事とは何か
のりしろとは
紙を貼り合わせるときの
余白の部分である。
もし、こののりしろが無ければ
紙と紙はつながらない。
図解してみよう。
下図の四角い枠は
仕事の総量を表している。

この仕事の総量を
それぞれの職員が
役割分担して
全体の組織を動かしている。

しかし実際の仕事は、
どうやってもこの枠内に
きっちり収まらない。
必ず職員間に境目の仕事が
出てくるのだ。
この隙間を
のりしろの仕事と
呼んでいる。

なぜ仕事は停滞するのか
組織の仕事が停滞する理由は
意外と単純である。
それは
のりしろの仕事を
誰もやらないから
である。
誰もが
「それは自分の仕事ではない」
と思った瞬間、
その仕事は宙に浮く。
そして後になって
新しい課題として
組織に跳ね返ってくる。
のりしろの仕事は組織を強くする
逆に言えば
のりしろの仕事を
率先して行なう人がいる組織は強い。
小さな隙間が埋まり
仕事の流れが止まらないからだ。
さらに下図を見てみると
隙間が埋まる仕事を各々が行なうと
仕事の枠が広がっているのが
分かるだろう。
一人一人のわずかな努力が
結果的に仕事の質が上がり
総量を拡大させることができるのだ。

まとめ
組織の仕事は
役割分担だけでは動かない。
役割の境目には必ず
のりしろの仕事が
生まれる。
そして
その仕事を
「誰かがやるだろう」
と思った瞬間に
組織は停滞する。
この”のりしろの仕事”は
目立つ仕事ではない。
評価されることも
少ないかもしれない。
しかし
組織を本当に支えているのは
こういう仕事ができる人達なのだと思う。

