4コマ漫画で考えるリハビリ脳の作り方

  理学療法士が「介護とリハビリ」について考えます。

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〇〇に学ぶシリーズ

トランプ氏に学ぶ「物事の捉え方」 ~非常識の答えは無限に存在する~

 

世の中には「常識」という言葉がある。「常識」の裏返しは「非常識」。「常識」の答えは、ほぼ一つだが、「非常識」の答えは無数に存在する。時に非常識な考え方は、新たな価値観を生み出し、人々の心をとらえることがある。トランプ氏が人気なのは「非常識な発想」を持つからなのだろうか…。

トランプ大統領のイラスト

さて、常識の裏返しは非常識だったが、試しに「物事の見方」を裏返して見てみると、どうやら違った世界が広がってくるようだ。いくつか事例を挙げてみよう。

 

「心技体」→「体技心」

ゴルフの青木功プロが、次のように述べている。

『心技体という言葉は、体技心という順番が正しいと考えている。まず強い身体が無ければ、技術も身に付かないし、強い精神力だって生まれない』

青木功のイラスト

 

「考えてから行動する」→「先ずは行動する」

子供の頃、食事中におかずに手を伸ばした際、ヒジで味噌汁をひっくり返すことがあった。その度に「ちゃんと考えてから行動しなさい!」と怒られたのを思い出す。「考えてから行動する」ことは、一見正しいように思えるが、色々な書籍を読んでみると「考えるより先ずは行動する」ことを推奨する人が多いようだ。

実業家の斎藤一人氏は、著書の中でこう述べている。

『よく考えてる人は行動しないからね』 

 

「出来る人のみが出世する」→「ポジションが人を育てる」

ニューバランス・ジャパン社長の冨田智夫氏の言葉から。

『現場での経験から心に留めるようになったのが、「ポジションが人を育てる」ということです。例えば、営業成績では平均レベルのとある社員が、マネジャーに抜擢された途端に強力なリーダーシップを発揮し、想像以上の成果を上げた、そんな出来事が印象に強く残っています』
(引用 ttps://systemincome.com/tag/冨田智夫/)

 

「まずは理由を言う」→「まずは結論を言う」

日本人は理由から話し、アメリカ人は結論から話すと言われる。コミュニケーション・アナリストの上野陽子氏は、以下のように述べている。

『「まずは結論」というのは、英語は日本語と違って話の組み立てに型があり、「主語+動詞~」で「何がどうした」から始まるからだ。言語面だけでなく、文章の組み立てでもまずは結論を書く流れになる。一方の日本語は主語をぼかすこともできるし、結論も最後まで言わないことも多い。そのため、たとえば「昨日はみんなが集まるミーティングがあった」「けど、行かなかった」と最後に思っていた結論をひっくり返されるなど、なんとも曖昧な感触を味わうことがあるわけだ』
(引用 ttp://president.jp/articles/-/10563)

 

いかがだっただろうか。因みに「1+1=」の答えは「2」だが、裏返して「2=○+△」の答えは無数に存在する。つまり自分の視点を変えれば、その方法論は無限大という訳だ。さて、今の自分を裏返しに眺めてみよう。常識にとらわれないトランプ流価値観が生まれるかも…。

んー、でもまさかのトランプ大統領かぁ…。

 

最後に「ゴルゴ松本」さんの名言をご紹介しよう。各地の少年院慰問で行なっている「命の授業」が感動的だ。

 

因みに「トランプつながり…?」で…。