介護の現場は「正しい人」が強い。
- 転ばせない
- 危険を止める
- 生活を整える
全部できる人は、評価される。
でも…
その「正しさ」で、
その人、救えてますか?
ある認知症の利用者さんが言った。
「してほしいことがある」
おしっこだろう。
モノがなくなっただろう。
多分いつものやつだ。
でも違った。
「話、聞いてほしい」
…それだけだった。




たぶん、ズレてる
介護職は、基本的にこう動く。
問題を見つける
↓
解決する
とても合理的だし、間違っていない。
でもこの構造には、
決定的な欠陥があることに
あなたは気付いているだろうか。
その欠陥とは、
”問題かどうか”を決めているのが、
利用者ではなく、
「職員側だ」
ということだ。
「帰りたい」は止めるべきか?
「家に帰りたい」という人がいる。
現場ではこうなる。
危ない→止める
外に出る→誘導する
正しい。完全に正しい。
でも、一度だけ考えてほしい。
その人にとって
「帰りたい」は問題なのか?
それとも
唯一の”本音”なのか?

アインシュタインは介護を見抜いている
アインシュタインはこう言った。
「想像力は知識よりも大切である」
これ、きれいな言葉に聞こえるけど、
現場に持ち込むと、かなり危ない。
なぜなら、
知識を否定されるから。
知識がある人ほど、ズレる
知識があると、
転倒リスクが見える
- 転倒リスクが見える
- 事故が予測できる
- 正しい対応が分かる
つまり、
”正しさ”を押し付ける力が強くなる。
でも、そのとき
何かが消えていく。
利用者の感情だ。
想像力は、スキルじゃない
想像力というと
「相手の気持ちを考えること」
と思われがちだ。
違う。
もっと厄介だ。
想像力とは、
”自分の正しさを疑う力”だ。
「困った人」は、大体こっちが作っている
同じことを何度も聞く人。
怒る人。
泣く人。
現場ではこう呼ばれる。
「困った人」と。
でも冷静に考えると、おかしい。
その人は、ただ
不安で、
寂しくて、
どうしていいか分からないだけ。
なのに、
対応してほしい利用者が「困ってる」のに
対応できない介護職が「困った」と言う。
本当に怖いのは「正しいのにズレている」こと
間違っているなら修正できる。
でも、
正しいことをしているつもりで
ズレ続けるのが、一番厄介だ。
- 転ばせない
- 安全にする
- 生活を支える
全部やってるのに、
その利用者は、ずっと満たされない…。
まとめ
もう一度だけ、問いを聞く。
そのケアで、
安心しているのは誰ですか?
利用者さんか。
家族か。
それとも自分か。
知識は必要だ。
正しさも必要だ。
でも、それだけだと
介護は簡単に”管理”になる。
だから必要になるのが
想像力。
それはやさしさじゃない。
自分の正しさを壊す覚悟だ。
『想像力は知識よりも大切である』
(理論物理学者 アルベルト・アインシュタイン)
モヤモヤしたことがある人はどうぞ。

*ショッキングな内容が含まれます
