【実験】車椅子スロープは何度までが安心なのか試してみた

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在宅訪問する中で、玄関等にスロープ設置を検討することがある。その際、悩むところは「どのくらいの長さのスロープを使えば良いのか…」である。

今回は「車椅子スロープのイメージ動画」を作成してみたので、ご紹介しよう。

スロープの基本1

さて、基本的なスロープの長さに指標はあるのだろうか。そこで、まずは教科書を見てみよう。以下「福祉住環境コーディネーター2級速習レッスン」から。

段差の高さに対するスロープの長さは、車椅子を自力で駆動する場合は「段差×10倍」、介助による駆動では「段差×6倍」必要である。


(引用;2018福祉住環境コーディネーター2級速習レッスン、ユーキャン自由国民社)

スロープの長さは「段差×6倍」を推奨しているようだ。

スロープの基本2

次にインターネットから検索してみた。ダスキンヘルスレント様より。

「段差×4倍」
段差30cmならスロープ長は120cm。斜角度は15度。かなり急こう配だが、スロープの長さが2mくらいまでなら介助者の押し上げる勢いで使用できる。

「段差×6倍」
段差30cmならスロープ長は180cm。傾斜角度は10度。介助がよりラクにできる。6倍が基本の長さ


「段差×12倍」

段差30cmならスロープ長は360cm。傾斜角度は5度。車椅子でほぼ自走できる傾斜。

 

(引用;ダスキンヘルスケア ttps://healthrent.duskin.jp/products/feature/slopelift.html)

スロープの長さは「段差×6倍」推奨しているようだ。

スロープの基本3

某業者様のスロープ裏には、次のような指標が貼付されていた。

スロープの長さ「65cm」で高さ「15cm」
スロープの長さ「100cm」で高さ「24cm」
スロープの長さ「120cm」で高さ「30cm」
スロープの長さ「150cm」で高さ「37cm」
スロープの長さ「175cm」で高さ「43cm」
スロープの長さ「200cm」で高さ「50cm」
スロープの長さ「240cm」で高さ「60cm」

スロープの長さは段差×4倍を推奨しているようだ。

 

 

イメージ動画を見てみましょう

動画「段差×8倍」「段差×6倍」「段差×4倍」「段差×3倍」「段差×2倍」を撮影してみた。分かりにくいかも知れないが、どれくらいの傾斜になるのかイメージしてみよう。

 

 

段差×8倍(登る)

ゆったりした角度である。力の無い介助者でも、ゆっくりと登って行けそうだ。

 

 

段差×8倍(降りる)

 


 

段差×6倍(登る)

まだ大丈夫そう。ゆっくりと介助すれば登って行けそうだ。

 

 

段差×6倍(降りる)

 


 

段差×4倍(登る)

流石に角度が付いている印象。力が無いと登れないかも知れない。

 

 

段差×4倍(降りる)

 

 


 

段差×3倍(登る)

登るときにフットレストがスロープに当たってしまう。角度が急で相当力を入れないと登れない…。

 

 

段差×3倍(降りる)

 


 

段差×2倍

ん~、流石にこの角度は無理だ。

 

 


 

以上より、「介助者に力がない」若しくは「敷地の広さに余裕がある」のなら「段差×6倍」、「介助者に力がある」若しくは「敷地の広さに余裕が無い」のなら「段差×4倍」程度が指標となるだろう。

今回動画を撮影したが、やはり車椅子に人が乗っていないとイメージが付きにくかった(ごめんなさい…)。時間が出来たら、また撮影に挑戦してみたい。

【4コマ漫画】老人ホーム日記

 

理学療法士H
理学療法士。典型的なB型気質、一匹狼で徒党を組むのが大嫌い。他人の悩みや相談事を自分の事のように取り込んでしまい、体調が悪くなるのが欠点。趣味は、この世の人間関係の仕組みを解明すること。
当ホームページは、リハビリ脳を鍛えるためのサイトである。「リハビリ脳=日々の生活をリハビリ的視点で捉える事」と定義している。身体機能のリハビリのみならず、揺れ動く心のリハビリにも焦点を当てて考察している。
キネシオロジーと波動療法の専門店「こころのて整体院」を運営し、心と身体の癒しの場を提供している。
こころのて整体院
管理者が運営する「心と身体の流れを整える」整体院です。病院では異常がないと言われた体調不良や、慢性的な疲れ、人間関係のストレスなど、心と身体のバランスが崩れることで起こる不調のご相談を多くいただいています。
当院ではキネシオロジーを用いて無意識の影響を確認し、波動療法で身体の状態を整えながら、占術(九星気学×易経)などの助言を得ることで、これからの人生の選択についてもサポートしています。
会社やママ友関係、夫婦関係などのストレス、原因がはっきりしない不調などもお気軽にご相談ください。
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