先日、看護師さんからこんな質問があった。
「訪問先のCさん、足の親指が持ち上がらなくて、つまづきそうなんです」。
んー、どうしようかなぁ...。
そういえば、足の親指だけ持ち上げるサポーターがあったなぁ。
爪先を持ち上げる靴下もあったなぁ。
室内で靴を履けば、親指の問題は改善するかも。
なんで足の親指だけ上がらないかを空想してみた。
まず中枢神経系の問題を疑う。
痙性麻痺で内反尖足なのか。
弛緩性麻痺で下垂足なのか。
この場合、足の親指だけじゃなくて、足首からして持ち上がらないか。
じゃあ末梢神経の問題か。
腓骨神経麻痺?。
車椅子のパイプや臥床時の側臥位、若しくはギプス等により、腓骨頭の下を通る腓骨神経を圧迫して起こる(うろ覚え...)。
この場合も、足の親指だけじゃなく、足首からして持ち上がらない...。
そうだ!
腰椎5番目神経根のキーマッスルが、確か足趾の伸展だったような。
足背の真ん中辺りの感覚鈍麻があるかも。
膝蓋腱反射が減弱するのは、S1だから関係無かったっけ?
そのほかは無いだろうか。
伸筋支帯での圧迫?
腱断裂?
さて、この親指が回復するかどうかの判断は、確か3分類あったよな。
①ニューロトメーシス?
②アクソノなんとか?
③なんとかなんとか?(すっかり忘れた)
んー、完全に忘れてる。
まとめ直してからお返事しよう。