車椅子に座っていると、身体が横に傾いてしまう…。そんな場面はないだろうか?
この横倒れは、放っておくと転倒や褥瘡の原因になることもある。
この記事では
- 横倒れが起こる原因
- 簡単にできる対策
- ダイソーで作れる横倒れ防止クッションの作り方
を分かりやすく解説する。

なぜ身体は横に倒れるのか?
主な原因は以下の通りである。
- 背中の変形;
- 筋力低下や麻痺;
- 座面や背もたれが合っていない
- 痛みを避けるための姿勢
横倒れは「結果」であり、必ず「原因がある」という視点を持つことが大切だ。


横倒れ防止クッションの考え方
以下は、良くある間違いである。
倒れた側にクッションを挟めばよさそうだが、それだけでは不十分である。
すぐにズレてしまい、折れ曲がり、身体を支え切れないのだ…。

ポイントは「固定すること」
クッションは「置く」のではなく「固定する」。
そのためにすべきことは、
「ヒモをつけること」である。

お分かりの通り、両端のヒモ(特にクッションの対側にあるヒモ)をしっかりと縛り付けること。こうすることで、クッションが外側へ折れ曲がろうとする力を相殺してくれるのだ。


材料は
クッション
中にもう一つのクッションを差し込むので、中の綿が「区分けされたタイプ」のものが良い。また紐が付いているものを選ぶこと。

ビーズクッション

裁縫道具セット

作り方
①縫い目をカットする。

②片側の綿を抜き取る。

③ビーズクッションを差し込む。

④奥まで入れて縫い合わせる。

⑤完成。


注意点
横倒れ姿勢は、その他に沢山の原因が考えられる。
- 車椅子座面のたわみ
- フットレストの高い/低い
- 変形や拘縮
- 痛み
先ずは、その根本的な原因を探ることから始めよう。
まとめ
今回は、
横倒れに対してクッションで
身体を「支える」道具の作成を紹介した。
支えるとは、
力で押さえつけることではなく、
安心していられる場所を作ることである。
ちょっとした工夫でも、
考え方が変わるだけで結果は大きく変わる。
目の前の姿勢の崩れには、
必ず理由がある。
その理由に目を向けることが、
より良い「支え」につながっていくのだ。
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