老健の理学療法士が「介護とリハビリ」について考えます。

4コマ漫画で考えるリハビリ脳の作り方

組織論

リハビリ室の特徴1 ~通販商品の活用~

投稿日:2016年11月21日 更新日:

通販のヒット商品を適宜入れ替え、変化に富んだメニューを提供します。病院を退院した利用者様が当施設をご利用になると、異口同音に同じ言葉を口にします。「こんな運動は病院でやったことない…」と。通販商品だからといって、侮るなかれ。例えば「ステッパー」と呼ばれる下肢交互踏み込み訓練。どのような動きが求められるか、細分化してみましょう。

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①車椅子を適切な位置に配置する(空間認知)
②ブレーキ・フットレスト操作(注意力)
③手すりに手を伸ばす(重心移動、協調性)
④立ち上がる(下肢筋力)
⑤ステッパーの台に上がる(段差昇降)
⑥足の位置を調整する(足底感覚、立位バランス)
⑦左右へ交互に体重移動を行ない踏み込む(下肢筋力、耐久性)
⑧回数を数える(認知機能)
⑨後ろへ足を降ろす(下肢筋力、深部感覚)
⑩座る(下肢筋力)

さらに細分化出来ますが、ステッパー1台で実にこれだけの訓練が行なえる訳です。当施設では、このような視点で利用者様の苦手な部分を評価し治療していきます。リハビリ専門職が関わることで、通販商品も立派な治療機器となるんですね。

因みに、通販機器を使う事のメリットを2つ挙げてみましょう。

(1)やりそうでやらない
テレビで盛んに放映されている通販番組。胡散臭いと感じながらも、何となく気になってしまいます。例えば「♪倒れるだけで~腹筋ワンダーコア~♪」。こんな運動で本当に腹筋が鍛えられるのかしら…と思うかも知れません。やってみたいけど、買うほどでもない…。そんな考えを持つ人は、とても多いのではないかと想像します。そんな人達のために、当施設では各種通販機器を取り揃え、順次入れ替えをしていきます。こちらにお立ち寄りの際は、是非ともお試し下さい。

(2)自宅で出来る
フィットネスジムなどに行けば、高い訓練機器が取り揃えられているので、何となく運動をやった気持ちになるでしょう。でも大事なのは、自宅での生活につながる事。通販商品なら、気に入った商品を購入して自宅で行なう事が出来ます。当施設を卒業した後も、自宅で運動を続けられるように、つながりのある運動メニューを提供します。

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