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ダイソー商品の活用(24) ~ボタンで口輪筋体操~

投稿日:2017年4月20日 更新日:

脳卒中などの後遺症で、顔の半分に力が入らずにヨダレが出てしまう方がいます。また健康な人でも、夜中に口が開いて「口呼吸」となり、ヨダレが出てしまう人がいるようです。口呼吸になると、口の中が乾いて唾液が少なくなり、細菌が繁殖します。舌のひび割れ・風邪・口臭・歯周病・口内炎など様々な弊害をもたらすそうです。そこで今回は「口輪筋を鍛える」というテーマでお話ししたいと思います。
(参考;2015年2月放送 NHKあさイチ「万病のもと ドライマウス」より)



■ボタン体操とは
2015年2月放送のNHKあさイチ「万病のもと ドライマウス」において、鶴見大学の斎藤教授がドライマウスの原因や改善法などを紹介しています。番組では、口呼吸の弊害について述べられていました。人は唇の周りの口輪筋という筋肉で口を閉めるなどの動きをしています。しかし口呼吸が多い人は、口を開けっ放しで口輪筋が使われず衰えてしまっているそうです。
そこで、「脳卒中等に伴う口輪筋麻痺」や「健常者の口呼吸の弊害」などを改善すべく、この番組で紹介された「口輪筋を鍛えるボタン体操」をご紹介するとともに、ダイソー商品を使って実際に作ってみましょう。

 

■準備するもの
・ペットボトル(300ml)
・ひも
・ボタン
・クリップ

 

■作り方
①キャップにひもを通す
ペットボトルのキャップに穴を開け、ひもを通します。抜けないように、裏に結び目を付けましょう。

 

②ひもの先端にジョイントを作り、ボタンの付いた紐部分を挟む
紐の先端にクリップを付けて、ジョイント部分を作ります。ボタン側にも紐を付けてつなぎ合わせます。

 

 

■訓練方法
ボタンを唇と前歯の間に挟み、ペットボトルを持ち上げます。唇をしっかり閉じて、垂直に持ち上げたまま20秒キープしましょう。ポイントは顔を真下に向けて持ち上げること。こうすると口輪筋に直接大きな負荷をかけることができます。

 

 

■難易度の調整
(1)水の量で調整
ペットボトルの重さを変えて、難易度を調整します。

(2)ボタンの大きさで調整
小さいボタンほど、唇を閉じる力が必要になります。

(3)唇の位置で調整
ボタンを唇の正面・右側・左側へ移すことで、力の入り方が変わります。

 

■施設などで行なう場合

ボタンを使用すると、衛生上の理由で不特定多数の人に使えなくなるため、当施設では「綿棒」などを使用して行なっています。ジョイント部分をクリップにしておけば、色々な物を挟めるので、お試しください。

 


 

 

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